幼稚園では毎年、運動会を終えますますたくましく成長した子ども達をお祝いする恵徳まつりを行っています。去年は、保護者会で模擬店を出していただき、お祭りを盛り上げてもらったのですが、今年はコロナの影響できません。年長のクラスで「今年は、コロナで母さんたちのお店ができないなあ」と子ども達に話すと、「年中の時知ってるから、私達でお店屋さんできるで!」と、頼もしい、うれしい声が挙がりました。
年長児は、今年の夏、お化け屋敷をつくって園内のみんなを招待した経験もあり、お店屋さんをすることに意欲満々です。うまい棒釣り、ボール投げ、スマートボールのお店屋さんを出すことに決まり、役割を決める話し合いが始まりました。すると、「ボールが入ったら、タンバリンが鳴らしたらいいやん!」と、先生も思いつかなかったアイデアを出して、楽しくなるように考える姿にさすが年長児‼と感心しました。そして「年少さんのクラスにあるから借りてくる!」と、主体的に取り組む姿に嬉しく思いました。
祭り前日に、園庭にお店を出して年長児だけで遊んでみました。(うまい棒釣りはエアーでしたが、本当に釣っているかのように遊ぶ子ども達に笑ってしまいました。)その後の振り返りで、「年少さんは初めてやから、ちゃんと並ばれへんから、案内しよう」などと、意見を出し合い、役割を果たそうとする姿に、成長を感じました。
お祭り当日は、大変盛り上がり、私達職員も、大変楽しませてもらいました!!
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